【室内をおしゃれに見せるには・・】2020/3/19

こんばんは、伊藤です♪

先日、このブログで

「おしゃれ」と感じるものには

法則性がある。というお話をしました。

黄金比などの貴金属比の話です。

まだ読んでない方は

【美しく見せるには・・】

【美しく見せる貴金属比の続き】

その時の話では

主に建物の外観についてお話ししました。

その後、お客様から

「黄金比とかは、室内にはどういう風に使えますか？」

というご質問をいただきました。

なので、

今回は室内での

美しく見せる（魅せる？）貴金属比の

お話をしたいと思います。

前回と前々回の貴金属比の話の中で、

貴金属比には

「黄金（ゴールド）比」（1:1.618）の他にも

「白銀（シルバー）比」（1:1.414）

「白金（プラチナ）比」（1:1.732）

「青銅（ブロンズ）比」（1:3.303）

などがあります。

（厳密には白金比は貴金属比でない、という話もあります）

これを室内に使うには、

アクセントとして見せたい壁に使うのが

一番ポピュラーな使い方です。

マニアックな使い方になると、

部屋の配置や部屋のサイズに使う人もいます。

あとは、

観葉植物や家具の配置などで

使う方法もあります。

今回は

一番ポピュラーで使いやすい

アクセントウォールの例で

お話しします。

クローバーハウスに打ち合わせに来られた方には

おなじみの景色だと思いますが、

実はここに

貴金属比が使われています。

緑のタイル部分を貴金属比にするために

下の木製の本棚の高さを調整しています。

リフォームだったので、

天井の高さを変えたくないし、

壁の幅も目一杯使いたかったので、

カウンターの高さで調整しました。

そして、

アイアンのフレームを使った窓も

貴金属比ではありませんが、

縦横で１：２の比率にしてあります。

次の例はこちら。

こちらも１階のDスタになります。

このヘリンボーンに貼った壁の場合は、

天井を一部下げて、

下げた部分を黒く塗装することで、

意識させることなく、ヘリンボーンの壁部分を

貴金属比に整えています。

言われなければ気づかないと思いますが、

こうやって言われてみると、

次回、クローバーハウスに寄られた時に

いつもと違った感覚で壁を眺められるかも（笑

こんな感じで、

目立たせたい壁の

縦横の比率で貴金属比を使うのが、

使いやすいと思います。

LDKのような広い空間でなくても、

例えば６畳の寝室の場合、

約3.5mの壁２面と

約2.6mの壁２面の構成になります。

3.5mの壁の一面にアクセントとなるクロスを張り、

天井の高さを約2.2mにすると黄金比の壁の完成です！

残り三面の壁は目立たないスタンダードな色柄にしてください。

寝室なら天井高2.２mも

低い天井で落ち着くので「有り」だと思いますが、

天井が低いのが嫌な人は、

アクセントウォール部分の天井だけを下げても

良いですね。（少しだけコストが掛かる場合があるかも・・）

下げた部分は

天井のクロスや

他３面の壁クロスを使うと

アクセントウォールが強調されて良いですね。

アクセントウォールにする場合は

少し下がったところから全体を眺められる壁にしてください。

トイレの側面の壁だと、全体を眺めにくいので、

普通の方法では貴金属比を使うには不向きです。

こんな感じで

家の中の一部分に取り入れるだけで、

おしゃれな空間を作れるし、

家づくりを考えるのも楽しくなりますね！

よかったら

活用してみてください（^^）

＜前回のブログ＞

【娘達とケーキ作りを・・】

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