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Report #437 : 2020 Jul.

【四十八茶百鼠・・・?】2020/7/7

【四十八茶百鼠・・・?】2020/7/7

こんにちは、伊藤です♪

 

先週末は見学会でした。

今回のお家は、

北欧を感じさせる落ち着いた色合いの家。

 

印象的なのは

キッチンに貼られている

なんとも言えない良い感じの

茶系のサブウェイタイル。

 

 

ココア色?

グレージュ?

良い表現が見つかりませんが、

とっても良い色なんです。

 

 

海外の色には

本当におしゃれな色が多くて、

 

私たちもよく使用する

「ファロー&ボール」の

色一覧を打ち合わせ中の奥様に見ていただくと

目を輝かせて(笑

好きな色を選ばれます。

 

 

ヨーロッパにおしゃれな色が多いのは

地震があまり無いなど、の理由で

レンガや石造りの建物を長く利用できるのと、

 

街並みを大切にするので、

建て替えが許可されない地域がままあり、

内装を変えて楽しむと言う文化があるからだそうです。

 

 

海外の人って、

色彩感覚がおしゃれでいいなぁ~

なんて思ったことありませんか?

 

 

実は日本人にも

おしゃれな色彩感覚のDNAが受け継がれているのです。

 

「四十八茶百鼠」(しじゅうはっちゃ ひゃくねずみ)

と言う言葉を聞いたことありますか?

 

これは、江戸時代に町人たちが着た服の

色の多彩さを表した言葉なんです。

 

江戸時代も後期になると町人たちの生活も豊かになってきて、

人よりも良い服(着物)を着たい!

もっとおしゃれなものを着たい!と思いがエスカレートしてきたため、

時の江戸幕府が「奢侈禁止令」(贅沢は禁止)と言うお達しを出しました。

 

町人が着て良いのは

生地は「麻」または「綿」

色は「茶」「鼠」「藍」に限るとされました。

 

 

贅沢禁止と言われても

「もっとおしゃれをしたい」

「人から粋と見られたい」

と言う気持ちは収まらず、

 

 

職人さんが染色の工夫をして、

幕府に咎められないスレスレの

粋な色を表現し、

 

茶色や鼠色であっても

微妙な色の違いを出すようになりました。

  

「藍鼠」「海老茶」「利久茶」など

ヨーロッパに負けず、日本らしい良い色がたくさんあります。

 

実際の色数は

茶色が48色、鼠色が百色と言うわけではなく、

もっとたくさんあるそうで、

 

語呂が良いので、

「四十八茶百鼠」と言う言葉になったようです。

 

日本の伝統色の中にも素敵な色がたくさんあります。

家づくりや模様替えをする際は、

そんな粋な色を意識したら、

よりおしゃれな空間に・・(^^)

 

 
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