SEA RESORT STYLE
Open to Light.
Past the Door.
ドアの先に広がる、
光と余白のある暮らし。
02
A Home Like a Resort.
最初のご要望は、カバードポーチのあるサーフスタイルの外観。
そして、吹抜けのあるホテルライクな内装でした。
けれど、外観のサーフ感とグレー系ホテルライクをそのまま組み合わせると、ひとつの世界観としては少し違和感が出てしまう。
そこで私たちは、サーフスタイルをそのまま住宅へ持ち込むのではなく、「海辺の高級リゾートで過ごすような日常」として再構成しました。
光。余白。開放感。そして、人が集まるキッチン。
この住まいは、海を飾る家ではなく、海辺のリゾートで過ごす時間を日常へ取り込むための家です。
03
Open to Light.
この住まいの象徴は、玄関からリビングへ入るオリジナルドアです。
シナ材のやわらかな木目。大きく取ったガラス。角を丸めた優しいライン。斜めに取り付けたブラスハンドル。
ドアそのものを主張させるのではなく、その先に広がる光と空間を最も美しく見せるためにデザインしました。
ガラス越しに見える吹抜け。リビングの中心に浮かぶキッチン。その先にあるダイニング。
この家の体験は、ドアの前からすでに始まっています。
04
Material Palette.
素材を整える。
派手ではなく、深みのある素材構成。
明るい木目、白、リブパネル、ブラス、ガラス、そして光。
一つひとつの素材が、空間の切り替わりを静かに印象づけています。
Woodシナ・オーク
BENCH&TABLE 造作
Rib Panel湾曲リブパネル
Brass真鍮ドアハンドルtype2
Glassクリアガラス
LightHERMOSA・GORIKI
05
Past the Door.
光へ入る瞬間
玄関ホールに立つと、ガラス越しに吹抜けとキッチンが見えます。
ドアを開く前から、その先にある光と広がりを感じられる。
空間を閉じるためではなく、次の景色へ誘うためのドアです。
Open to Light. の体験は、この場所から始まります。
06
Open Space.
光がめぐる余白
ドアの先には、吹抜けを中心とした大きな空間が広がります。
吹抜けの周囲に廊下と余白を残し、光と視線が家全体へめぐるように計画しました。
部屋を少しでも大きくするのではなく、気持ちがゆるむ余白をつくる。
そのゆとりが、この住まいの開放感を生み出しています。
07
The Gathering Place.
人が集まる場所
吹抜けの中心にあるのは、リブパネルのキッチンと白いダイニング。
料理をする人、食事をする人、ベンチでくつろぐ人が自然につながります。
設備や家具を並べるのではなく、人が集まる風景として計画しました。
光と会話が集まる、この住まいの中心です。
08
Design Breakdown.
This House Explained.
この家を読み解く。
この住まいでは、吹抜けを単なる開口として考えていません。
吹抜けの周囲に廊下や余白を設けることで、1階から見上げた時も、2階を歩いた時も、開放感を感じられるように計画しています。
部屋を少しでも大きく取ることが、必ずしも豊かさではありません。
あえて余白をつくること。その余白に光が回り、視線が抜け、気持ちがゆるむこと。
この家では、そのゆとりこそが贅沢だと考えました。
Part 01
Design Overview.
全体計画
まず全体を理解する。
この家は、オリジナルドア、吹抜け、キッチン、ダイニングを軸に構成されています。
中央に光と余白をつくり、その周囲を人が回遊する。その考え方を整理したのが Open to Light. です。
01 Thresholdオリジナルドア
その先の光を切り取るフレーム。
02 Void吹抜けと回廊
光と視線が家全体へ広がる場所。
03 Kitchen浮かぶキッチン
人が自然に集まる舞台。
04 Diningベンチダイニング
暮らし方まで設計したラウンジ。
Part 02
Key Details.
設計の見どころ
Detail 01
The Threshold.
光へ誘うオリジナルドア
玄関ホールからリビングへ入るドアは、この住まいのためにデザインしたオリジナルです。
シーリゾートの軽やかさを出すために、こってりした装飾は避け、シナ材のやわらかな木目と大きなガラス面で構成しました。
ガラスの角は斜めにし、やさしい印象に。ブラス色のハンドルは、あえて斜めに取り付けることで、他にはない特別感を加えています。
このドアは、空間を仕切るためだけのものではありません。その先に広がる吹抜けと光を、美しく見せるためのフレームです。
Detail 02
Open to Light.
余白を残した吹抜け
吹抜けは、ただ大きくすれば良いわけではありません。
吹抜けの周囲を壁や部屋で囲ってしまうと、1階は明るくなっても、空間全体には圧迫感が残ります。
そこでこの住まいでは、吹抜けの周囲に廊下や余白を設けました。
ショッピングモールやリゾートホテルのように、中央に大きな空間があり、その周囲を人が回遊できる構成です。
あえて余白をつくること。そこに光が回り、視線が抜け、日常にゆとりが生まれること。その余白こそが、この家の贅沢です。
Detail 03
The Floating Kitchen.
人が集まるためのキッチン
この住まいで最もこだわった場所の一つが、角をRにしたリブパネルのキッチンカウンターです。
ご主人は料理関係のお仕事。奥様も将来的に、自宅で料理教室のようなことをしたいという希望を持っていました。
だからキッチンは、単なる設備ではなく、人が集まる舞台として計画しています。
両端をRにしたカウンター。リブパネル。下段に入れた2本の白いライン。足元の間接照明。
最近の商業施設やホテルの空気感を取り入れながら、Sea Resort Styleとして軽やかに再構成しました。
Detail 04
The Gathering Bench.
リゾートラウンジのようなダイニング
通常の住宅であれば、ダイニングにはテーブルとチェアを置きます。
けれど今回のテーマは Sea Resort Style。
そこで、白い造作テーブルと、その周囲をL字に囲むベンチを計画しました。
料理を囲む。家族が並んで座る。友人が自然に集まる。
まるで海外リゾートホテルのラウンジのように、ゆっくり過ごせる場所を目指しています。
このダイニングは、家具ではなく、暮らし方そのものの提案です。
Detail 05
The Thin Ceiling.
軽やかさをつくる下がり天井
一般的な住宅会社の下がり天井は、厚みを出し、天井面に木目を貼ることが多くあります。
それ自体は悪くありません。ただ、Sea Resort Styleに必要なのは、重厚感ではなく、軽やかさです。
そこで今回の下がり天井は、できるだけ薄く見せることを意識しました。
天井面はあえて白。木目は下がり壁のわずかな側面だけに使っています。
厚みではなく、細く伸びる水平ライン。この繊細さが、シーリゾートらしい優雅さと開放感を生み出しています。
09
Price Guide.
この住まいの参考価格
この住まいは、吹抜けをめぐる余白、オリジナルドア、造作キッチンとダイニングなどを取り入れた Sea Resort Style の住まいです。
Building約3,000万円(税込)
Exterior & Landscape約300万円
Other Costs登記費用確認申請費用融資関連費用火災保険その他諸費用
Total Guide総額目安
約3,400万円〜3,600万円
※上記は建築当時の建築費をもとにした参考価格です。
※敷地条件、建物形状、仕様選択、地盤状況により金額は変動します。
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Gallery








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Foundation Behind The Design.
美しい空間には、それを支える土台があります。
断熱。気密。換気。耐震。
光と余白のある空間も、室温や空気が心地よく整ってこそ、長く愛される場所になります。
快適性と安心があってこそ、デザインは暮らしの一部になると考えています。
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Why Open to Light.
この家で大切にしたのは、光を入れることだけではありません。
光が広がるための余白をつくること。
人が自然と集まる場所をつくること。
そして、日常の中に少しだけ非日常を感じられる時間をつくることです。
ご主人が若い頃に過ごしたオーストラリア。ご夫婦が憧れていた海のある暮らし。
その夢を、単なるサーフスタイルではなく、海外の高級シーリゾートのような住まいとして形にしました。
部屋を広く取ることだけが豊かさではありません。
あえて余白を残し、光と開放感を受け入れること。
そのゆとりが、毎日の暮らしを少し特別なものにしてくれると考えています。
We Design Time.
あなたの日常を、少し特別に。
Open to Light. は、光と余白、そして人が集まる時間を大切にした住まいです。
毎日の暮らしの中に、少しだけリゾートのような心地よさをつくること。
それが、この住まいの設計です。