静岡市 工務店 注文住宅 家づくり カリフォルニアスタイル サーファーズハウス おしゃれな家 父の悩み | 静岡市の注文住宅の工務店,静岡で注文住宅,新築、おしゃれな家,サーファーズハウス,をローコストで建てるならクローバーハウスへ | クローバーハウス

静岡市で注文住宅,新築,おしゃれな家ならクローバーハウス

ブログ

クローバーハウス ホーム > ブログ > 【地味な差ですが・・・】2019/12/18

Report #378 : 2019 Dec.

【地味な差ですが・・・】2019/12/18

【地味な差ですが・・・】2019/12/18

こんばんは、伊藤です

 

昨日の雨で建前を一日延期し、

本日、無事完了しました。

 

今日はとても暖かかったですね。

 

この冬時期の建前は 

大工さん達は

体を動かしているので

寒くても平気らしいのですが、

  

現場を管理する側としては、

1日中寒空の下で過ごすのは

辛いので、

 

今日の暖かさは

本当に幸せでした(^^)

 

 

気候に恵まれたのもあって、

想定以上にはかどり、

無事に完了しました!!

   

 

  

ところで、

たまには

技術的な話でもと思って、

建前中にある部位の写真を撮りました。

 

これは

屋根材の下地板

「野地」(のぢ)になります。

 

屋根材の重みを支える以外にも

風圧に耐えたり、

地震時のねじれに耐える役割があります。

 

この野地を張るときに、

一般的に多いのは

一列ずつきれいに揃えて張る方法です。

 

「芋張り」なんて言います。

 

列を揃えて張るので、

早く張れるし、楽に施工ができます。

 

  

これに対して

クローバーハウスでは、

板を半分ずつずらして、交互に張っていく工法をとっています。

こちらを

「千鳥張り」と言います。

 

半分ずつずらすことで、

板と板の継ぎ目を

交互にずらすことができます。

 

交互にずらすことで、

野地板の下地になる「垂木」(たるき)の負担を

分散することができます。

 

垂木に釘の力が集中すると

屋根に大きな力が掛かった時に

垂木が裂けてしまいます。

 

千鳥に張るのは

ちょっと手間がかかるので、

大工さんは敬遠しがちだと思います。

 

また、

耐震や耐風の計算上は

千鳥に張ったからと言って

加点されるわけではないのですが、

 

ちょっとしたことで、

建物が丈夫になります。

 

住宅のように

大きく複雑なものほど、

ちょっとの積み重ねで

 

いざと言う時に

耐えられる建物か

壊れてしまう建物か

分かれ目になります。

 

これからも

小さな積み重ねを大事にしていきます!

カテゴリー

クローバーハウス ホーム > ブログ > 【地味な差ですが・・・】2019/12/18