美しさの共通項
こんにちは、伊藤です!
うちの息子がインスタをはじめました。
世界中の人から「いいね」がもらえるのが
楽しいみたいです。
またご報告しますね。
インスタといえば
写真の出来栄えがとても大事ですね。
建築も同じで、
どれだけおしゃれな建物
美しい建物が建てらるかが
とても大事だと思っています。
おしゃれな建物といっても
人によって感性が違うので、
「一概にはいえないよな~」
と思っていました。
ところが
デザインについて色々学んでいるうちに
おしゃれなデザイン、
長く人から愛されるデザインには
共通点があることがわかってきました。
主な共通点は2つです。
1つ目の共通点は
大好きな建築家
近代モダン建築3大巨匠の一人
ミースファンデルローエ(1886~1969)は
「Less is more」
と言う言葉を残しています。
「より少ないことがより豊かなことだ」
なんでも華美にかざりたてるのではなく、
主役を引き立たせるために
あえて余分な装飾をそぎ落とす
と言う考え方。
「シンプル イズ ベスト」
と似た考え方ですね。
それを体現した究極のものといえば
「iPhone」です。
それまでの携帯電話は
数字ボタンがあったり
折りたたみであったりしましたが、
iPhoneでは
ボタンを限界まで無くし、
内部もぎっしり精密に作ることで
薄くて持ちやすい
究極のフォルムを作り出しました。
美しくて、しかも使いやすい
デザインのお手本と言うべき作品です。
今では
iPhoneのような形は
当たり前になってしまいましたが、
出た当初のインパクトは
すごい大きかったと覚えています。
しかもiPhoneを開けると
中も綺麗に配列されて
無駄な隙間がないと言います。
ミースも
目に付く正面だけ綺麗にするのではなく、
ほとんど見られない裏面も
手を抜くべきではない
といっています。
iPhoneを作った
ジョブズやアイブと
ミースの考え方、哲学が
近いのは
工業デザイナーと建築家
デザインの本質は同じで
普遍だと教えてくれている気がします。
ちなみに
Appleのチーフデザイナー
ジョナサン・アイブは
Appleの本社社屋の設計も手がけたそうで、
やっぱり
大きいものも小さいものも
本質は共通だなぁと思わせてくれます。
その優れたデザインで
母国イギリスで貴族の称号まで授かったアイブは
今年いっぱいで
Appleを離れてしまうそうですが・・
話が長くなってしまったので、
2つ目の共通点は
次回にします。
それまで、
どんな共通点があるか
考えてみてくださいね。
それでは。