事前に把握したい家づくりの流れについて
こんにちは、伊藤です♪
昨日、下の娘たちが七五三でした。
準備の段階では、
衣装を着るのを嫌がって、
当日、本当に着られるのか心配でしたが、
無事に着てお参りすることができました。
着物を着ていると
少しだけ大人びた感じになりますね(^ ^)
さて、
今回は「家づくりの大まかな流れについて」
です。
特に土地を購入して
家を建てる場合には、
皆さんが想像されている以上に
ハイペースで物事が進んでいきます。
そのあたりの手順を何も把握せずに
出たとこ勝負だと
検討する時間もほとんど取れず、
楽しい家づくりも
ただただ忙しいだけで終わってしまうので、
大まかな流れと
検討事項をなんとなくでも把握しておいてくださいね。
まず、
前回までにお伝えした「家づくりの手順」の
ステップ4まで終わっている前提とします。
ここから土地探しがスタートします。
すぐに気になる土地が見つかる場合もあれば、
少し時間がかかる場合もありますが、
<土地の買付申込書提出>
ひとまず、
購入したい土地が見つかると、
不動産屋さんに
「買付申込書」を提出して、
土地を購入する意思表示をします。
<土地契約>
条件面が売主、買主共にOKになれば、
土地の契約になります。
基本的には
その週、または翌週末には
土地の契約になります。
この時に
土地の契約金として
50万円~土地代金の1割
が必要となります。
<土地残金決済>
土地契約の約1ヶ月後に
「残金決済」「土地決済」と呼ばれる、
土地受け渡しの行事があります。
内容的には
司法書士立会いのもと
土地の買主は
土地の残代金を払い、
引き換えに土地の権利を
名義変更してもらい、
自分の土地となります。
この時、土地の残代金が必要なため、
ほとんどの方は
住宅ローンを借りて
土地代を払う形になります。
<住宅ローン申込>
そのため、
土地契約~残金決済までの
約1ヶ月間に住宅ローンの融資を
受けられる状態にする必要があります。
1ヶ月あればゆとりがあるように
思うかもしれませんが、
住宅ローンの申込から実際に借りられるようになるまで、
約3週間~かかります。
なので、
「どこの銀行にしようかな~」と検討できるのは
土地契約後1週間程度です。
できれば、土地契約時には
借入する金融機関を決めておきたいところです。
さらに、
住宅ローンを借りる時には
建物分も一緒に申し込むことが多いので、
土地についての書類も
ローンの申込時に必要になります。
一旦、土地の分だけ手続きすることもできますが、
そうすると
土地の決済をした翌月から
土地分の住宅ローンの返済が始まります。
土地分だけだと
毎月3~5万円の返済になると思いますが、
アパートの家賃と並行して払うことになるので、
結構な負担増になりますね。
そういう理由で、
土地建物の住宅ローンを1本で申し込むことが
多いです。
この方法だと、
土地を購入して、
建物が完成して、
引渡しが終わってから
返済が始まるので、
アパートの家賃と入れ替えで
住宅ローンの返済が始まる形になります。
<建物必要書類>
土地建物を1本のローンにするために
必要な書類は2つあります。
1つは
住宅会社との建物の契約書
2つ目は
建物の建築許可が降りた書類です。
契約書を取り交わすためには
ある程度建物の内容も決まって来ないと
難しいですよね。
(仮の内容で契約する場合もありますが・・)
さらに大変なので、
建築許可の書類です。
(金融機関によっては工事着工時でOKな場合もあります)
こちらは、
間取りや
外観(屋根の形・材質、窓の大きさ・位置など)
敷地内での建物位置
など、
俗に設計と呼ばれるものが決まっている必要があります。
逆に
室内のビニールクロスをどんな柄にするのか?
キッチンをどこのメーカーにするのか?
など、
構造に関わらない部分は
後から決めれば大丈夫です。
この設計に関わる内容を
土地を購入すると決めた時から
残金決済の1~2週間前までに
決めなければなりません。
もう一度まとめると
①土地が気に入った
②土地の買付申込書提出
③土地契約
④住宅ローンの申込
⑤建物の設計決め
⑥建物の契約
⑦建物の建築許可取得
⑧土地残金決済
「①~⑧」が「1ヶ月半~2ヶ月」で
一気に進んでいきます。
かなり忙しくなるので、
事前に
・住宅ローンの借入先を決めておく
・住宅会社を決めておく
・どんな家にしたいかイメージしておく
このあたりを準備しておくと
少しはゆとりが出てくると思います。
家づくりの参考になれば幸いです♪