外国産の無垢材の特徴
無垢材とは、生えている木から切り出したそのままのものを言います。
それに対していくつもの木をつなぎ合わせたものは集成材です。
フローリングなどではいわゆるベニヤ板を用いる事が多いです。
無垢材は元々一本の木ですから、統一感のある木目であり、大変好まれます。
しかし、集成材に比べて高価ですから、無垢材を用いる時には外国産のものを用いることが多くなっています。
つまり外国産の無垢材の特徴は、国産に比べて比較的安価であるという点になるわけです。
一方で、外国産のものは、腐敗しやすいというデメリットもあります。
例えば日本に多く輸入されているロシア産の場合、育っている現地は大変な寒冷地のため、湿気の多い日本にいるような虫がいません。
なのでもともと虫に対する抵抗力がなく、日本の住宅に使うと虫がつきやすかったり、腐敗しやすいのです。
また、そのために、輸入される前に防カビ剤などの薬品が使われている可能性もあり、そもそもその心配もあります。
汚れやすい、傷つきやすいなどの特徴もありますので、外国産の無垢材を用いる場合は、安価という価格上のメリットと、デメリットを比較した上で採用するべきです。