【無垢の床は大変ですか？？】2020/2/1

こんばんは、伊藤です♪

最近よくこんな質問をいただきます。

「無垢のフローリングって

　メンテナンス、大変じゃないですか？

　　　　　　　　　　長持ちしますか？」

これを読んでいるあなたは

どう思いますか？

無垢のフローリングは

良さそうだけど

手入れが大変だし

早くダメになりそう。

そんな風に

思っていたりしませんか？

そうだとしたら、

はっきり言って

「だまされています！！」

確かに

無垢のフローリングは

年に１～２回、

表面保護のために

自然塗料系の表面保護剤（ワックスのようなもの）等の塗布が

必要です。

ただ、すごく簡単です。

バケツに保護剤を少量入れた水溶液を作り、

その水で雑巾を湿らせ固く絞り

床に雑巾掛けするだけで完了です。

４人家族くらいの家なら

一人でやっても半日もかかりません。

子供さんと一緒に雑巾掛けしても

良い思い出になると思います。

手間と言えばそのくらいです。

その手間より

もっと大事なことが有ります。

それは

「あなたは何年その家に住みますか？」

ということです。

ほとんどの方が35年ローンで

家を建てるので、

少なくとも35年、

大抵は４０～５０年は住みたいと

思っているのではないでしょうか？

新建材のフローリングは15年前後で

掃出し窓の前など、日当たりの良いところや

人の往来が多い箇所から

はげてきます。

はげてくると、

表面に木目の薄いシートが貼ってあるだけなので、

下地の基材（ベニヤ板）が見えてきます。

はげた箇所を茶色のマジックで塗装することくらいしかできず、

一度はげだすと、周囲が擦れやすくなり

進行が早まります。

場合によっては

ぶかぶか、べこべこしてくる場合もあります。

状態が進行してくると

生活にも支障をきたすので、

床を張り替えたり、

古い床の上に貼り重ねたりという

リフォームが発生します。

あなたが生きている間に

おそらくは１～２回

床のリフォームが必要になるかもしれません。

無垢のフローリングも

窓前や往来が多い箇所は

はげてきますが、

一般的なものはフローリングの厚みが１５ミリあり、

はげてきても、軽くやすりがけして、

上から自然塗料を塗ってあげれば

綺麗な状態に戻ります。

あなたの世代くらいは

張り替えずに十分使えます。

重いものを落とした時も

新建材フロアは

表面のシートがひび割れてしまうので

直しようがありませんが、

無垢フロアでしたら、

少し凹みは残るかもしれませんが、

やすりで整えてあげれば

ほとんど目立ちません。

多少の傷は「アジ」と思えるかたなら

無垢フロアは最高の材料です。

季節によって、

床板の隙間が少し広くなったり狭くなったりする場合もありますが、

冬場は冷たく感じにくかったり、

夏場はベタつかずさらっとしていたり、

リラックス効果があったり、

多少の湿度調整ができたり、

無垢フロアには

良いところがたくさんあります。

神経質な方にはおすすめできませんが、

優しい素材の中で

子育てや暮らしをしたいと思われるなら

無垢フロアは最高です！

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